月80時間超で、監督署の立ち入り調査?!
2016.04.06
カテゴリ:ブログ
月80時間超で、監督署の立ち入り調査?!
労働時間規制の強化で、月80時間超の残業があると、立ち入り調査の対象になる、ということが、いよいよ現実的になってきました。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040101085&g=soc
厚生労働省は4月1日、違法な長時間労働に対する監督指導を強化するため、広域捜査の司令塔となる「過重労働撲滅特別対策班」(通称・本省かとく)を省内に設け、全国47の労働局に新設の「過重労働特別監督監理官」を1人ずつ配置した、ということです。
また、立ち入り調査の基準となる残業時間を過労死認定基準に合わせ、月100時間超から月80時間超に引き下げられました。
生産年齢人口が、どんどん減っていく中で、人手不足が深刻化していますが、日本は、世界的に見て長時間労働が顕著であり、
そのことが過労死、過労自殺やメンタル不況の急増といった問題の背景にあります。
また近年はブラック企業、というような形で問題視される企業も多くなっています。
ワークライフバランスの視点で、働き方を改革していくことが、これから企業がとるべき戦略です。